第13話「絵本・・・とりあえず本棚を!」 - 元小学校教員 兼 主夫の子育てマインド 赤ちゃん〜小学生

第13話「絵本・・・とりあえず本棚を!」

こんにちは。子育てを頑張っているママさん、パパさん。

第1話「赤ちゃんは天才!?」をお読みでない方は、
初めに、第1話を読んでください。
僕は、「赤ちゃんは天才」という前提で書いていますので、
第1話を先に読んでもらった方が、よいかと思います。


「絵本・・・とりあえず本棚を!」


「子供にとって、絵本はよいものである」ということは、僕の常識なのですが、
ママパパさんにとっては、どうでしょうか?

今回は、絵本のよさについて話していきます。

初めに、引用文です。
子どもはお話が好き、絵本が好きです。それに、絵本は多くの恵みを子どもにもたらします。私たちは30年にわたり、子どもと絵本にかかわってきて、このことを確信しています。」
(川端強『絵本のある子育て』こどもの本の童話館グループ、2013年、2頁)


30年にわたって絵本にかかわってきた方が、このようにおっしゃっています。
絵本はとても大切なんです。
ちなみに、小学生でも、絵本の読み聞かせはとても好きで、静かに聞きます。


ここからは、僕の考えていることです。

では、絵本とは何なのか?

絵本の要素は3つあります。
ぱっと見て、絵がありますよね。
そして、文字(言葉)があります。
さらに、ストーリー、物語があります。
この3つ、絵と言葉とストーリーです。

子供は、絵を見て感じ考えます。
読んでもらって、言葉を聞いて感じ考えます。
全体のストーリーを感じ考えます。

子供は絵本からたくさんのことを感じ、考えています。
つまり、賢くなっているのです。感じて考えるのですから。
「絵本とは、子供を伸ばすもの」と言えますね。

では、子供の何が伸びているのか?

引用文に「多くの恵み」とありましたので、この言葉を借ります。

多くの恵み1つ目
美しいものへの感性(絵)
子供は、真剣に絵を見る中で、
「ああ、美しいなあ」
と感じるのです。そうやって、感性を磨いていきます。
感性というのは、言葉で教えて磨くことができるものではありません。
だから、絵本というのは素晴らしいのですね。

多くの恵み2つ目
言葉を育むこと(言葉)
ママパパさんが、絵本を読んであげたら、子供はどんどん言葉を覚えていきます。
だって、子供は絵本が楽しいですから。
僕はいつも言いますが、子供は、「楽しい!」と思うときに、あらゆることをスポンジのように吸収していきます。
しかも、絵本の言葉は、洗練された日本語です。だから、ママパパさんが読んで聞かせるだけで、正しい日本語を教えることになるのです。
これも、絵本の素晴らしさです。

多くの恵み3つ目
道徳性を育む(ストーリー)
善悪の判断や、正しいことは正しい、当り前のことを当たり前にする、ということなどを総称して道徳性と言いますが、言葉で説明するのは、難しいですね。

例え話で。
桃太郎の場合。
桃太郎が、きびだんごをやって仲間を増やしていくのは、たくさん友達を作ることや、友達と協力することは正しいことなんだということにつながります。
桃太郎が、鬼を退治することは、愛は勝つ、悪いことをしてはいけないということにつながります。

様々なストーリーを知ることによって、自分の行動の模範にしていくわけですね。
たくさん読んで聞かせることによって、
たくさんのストーリーを経験することになりますから、
少ないより多い方が子供の道徳性は豊かになっていきます。


ということで、絵本というのは子供にとって、とてもよいものです。
ぜひ、本棚を作って絵本を並べてあげてください。

きい(僕の子で1歳11か月)の本棚です。
何冊あると思いますか?
hondana1.jpg

数えたら、70冊ありました。
きいの一番好きな本は、
(馬場のぼる「ぶたたぬききつねねこ」こぐま社、1978)です。
しりとりになっている本です。
「おひさま→まど→どあ・・・しろくま→まく→くりすます」という風。
合計41個の動物や物が出てくるわけですが、きいは35個くらい名前が言えます。
その中でも、あほうどりが一番のお気に入りです。理由はわかりませんが。
book1.jpg

きいが一番好きな本なので、自分で本棚を探して引っぱり出してきて、
「よもうよもう!」
と言います。ときには、自分でページをペラペラと(バラバラとおおざっぱに)めくって読んでいることもあります。
もう何回読んだか分かりませんが、何回も読むことが大切です。
1、2回では気付かないことやわからないことはたくさんあります。何十回も読み、見ることで、新しいことを発見したり、記憶に残ったりします。
好きな本は飽きが来ません。好きな本は大切にしてあげてください。

一応・・・きいが好きな本
第2位は、
(多田ひろし「ねずみさんのながいパン」こぐま社、2000)です。
「ながーいパン!」を連呼しています。
book2.jpg

第3位は、
(安西水丸「がたんごとんがたんごとん」福音館書店、1987)です。
列車が動く話なんですが、絵本を動かして、きいの周りを一周させて読むととても嬉しがっていました。
book3.jpg


ところで、70冊置いていると言いましたが、
これにも意味があります。
10冊ではだめなんです。

考えてみてください。

10冊の中から一番好きな絵本を選ぶのと、
70冊の中から一番好きな絵本を選ぶのとでは、
まったく中身が違ってきます。


10冊の中から選んだ1番の本でも、70冊の中では、2番か3番、もしくはそれ以降かもしれません。
70冊から選ぶ方が、自分の好きな本が見つかりやすいです。
自己決定(他人に任せず、自分で決めること)の力も伸びますね。
だから、たくさんの本を置いておくべきなのです。

70冊と書いていますが、100冊でもいいんです。
ただ、市販のカラーボックスに入る適量が、70冊くらいです。
100冊入れると、本と本の間が詰まりすぎて、きいが本を取り出せないし、しまうこともできません。これでは本末転倒です。
本棚に合わせて、本の量を調節してください。

これを読んだママパパさんは質の高い絵本を選んでたくさん置いてください。
そして読み聞かせをしてあげてください。
0歳から小学校高学年くらいまで続けられるとよいですね。
子供が寝る前に、コミュニケーションの一つとして。




子育てマインド
・子供はお話が好き、絵本が好き。
・絵本は、絵と言葉とストーリーの質が高いものを選ぶ。
・絵本は、美しいものへの感性を高め、言葉を育て、道徳性を豊かにする。
・本棚を作り、質の高い本をたくさん置く。
・10冊と70冊では、一番好きな本の質が違う。
・できるだけ絵本の読み聞かせをする。



いつも通り赤字をパソコンのメモ帳やワードにメモしておいてくださいね。


第13話を読んでいただき、ありがとうございます。
子供にとって、本が身近な存在であるように心がけましょう。

次回は「言葉の爆発期」についてです。

質問や体験談などがあれば、気軽に書いてください。


週1くらいで大事なことを話していくので、
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